5月はコメディ!

「ぶんかクラブ」5月のテーマは、コメディです。

YouTubeやテレビ、映画など、世の中には「笑える」コンテンツがあふれていますが、何をおもしろいと感じるか、笑いのセンスは人によってずいぶん違っています。

コメディは、たんなる気晴らしとか、息ぬきとして消費されがちで、
なかには「お笑い」なんて、低俗で、不真面目で、くだらないと
そう思っているマジメな人もいるかもしれません。(内容次第?)

ただ「笑い」を、文化のなかの一つの現象として考えてみると、
それぞれの国や文化、あるいは時代によって実に多様で、
(時代や文化の違いを超えて笑える作品もたしかにあります)
どんなことをおかしいと感じて、笑ってしまうのか…
自分はどのくらい「笑い」を理解できるのだろうか…、
そんな疑問や好奇心がわいてきませんか。

となれば、いろんなコメディを観るに越したことはない、というわけで
今回は、約50年前のTV番組『空飛ぶモンティ・パイソン』を紹介します。
これはイギリスの公共放送BBCで放送されていた番組で、
“モンティ・パイソン”とは6人組のコメディ・グループの名前です。

たとえば、手もとにある資料から、彼らの評価を引用してみると…

◎「イギリスのコメディ・チーム、“モンティ・パイソン”は、英語圏を中心とした世界では、音楽におけるビートルズに並んで歴史にその名を刻む“世界を変えたポップ・カルチャーの”スーパー・グループである。」

◎「彼らは、スケッチ(※注:日本でいうコント)の中で多くのタブーを確信犯的に木っ端微塵(こっぱみじん)にした。女王陛下、貴族、政治家、財界人、芸術家、神様、牧師、知識人、偉人、紳士・淑女などの人物。 絵画、彫刻、音楽、建築、詩・小説などの芸術作品。従来は無条件に敬うべきであったそれらをTVという影響力の強いマス・メディアにおいて徹底的に茶化したのだ。」

◎「テレビというシステムにとどまらず、同時代の文化までをも揺るがせた」…「当時のモンティ・パイソンが残した笑いは、コメディの世界においていまだにそびえたつように君臨し、その追随を許さない。」

◎「モンティ・パイソンを観て面白いと思うかどうかは、踏み絵みたいなもの。モンティ・パイソンを観て声を出して笑えない、「面白いなあ」と思わない人は、お笑いの世界に来てほしくない。テストです。」

どう? そこまで言われると、ちょっと観てみたくない?
個人的には、いまの高校生にパイソンズの笑いが
どのくらい通じるのかも、興味があるところです。

予定時間は2時間なので、モンティ・パイソンだけでなく、
日本の過去のTV番組のコントも振り返りたいと思ってます。

では、乞うご期待!
日時:5月14日(土)午後4時~6時